応募総数
2,135作品
島根県知事賞
一般の部
秋田陽子さん
【審査員コメント】
娘のお母さんへの思いやりを感じる。母と娘だから成り立つものであり、色々と想像が膨らむ作品。
【作品の背景】
来年の1月に成人式を迎える娘の子育てを振り返ったときに、脳裏にはっきりと映し出されたワンシーンです。娘が生まれる前に乳ガンで片胸を失いました。家族で旅行するといつも人目を気にしながら温泉に入っていました。私を人目から守るために裸の娘がそばに立って「ママ大丈夫だよ」と言ってくれました。幼稚園だった小さな娘の体は私にとってとてつもなく大きな壁に見えました。 この出来事を思い出すたびに、親から子への無償の愛よりも、子から親への無償の愛の方がはるかに強く純粋であることに気づかされます。子どもを愛する幸せとそれ以上に子どもに愛されている幸せに気づき、感じながら子育てをする大切さを改めて思いました。
島根県知事賞
こっころの部
勝部愛梨紗さん
【審査員コメント】
老夫婦がいたわりあっている、あこがれる高校生の作品であるのがよい。
【作品の背景】
交差点で信号待ちをしていた時に、反対側の歩道をおじいさんとおばあさんが杖をついて、2人仲良く手をつなぎながら歩いていました。おじいさんとおばあさんになっても手をつないでいるその光景は、ぽわんっと心が暖かくなって、こんな夫婦に私もなりたいなと思える光景でした。いつまでも仲良く手をつないでいる2人は、とても尊くて、人が大事にしなければいけない家族を思いやる心を感じました。
青少年育成島根県民会議会長賞
一般の部
岩本彩さん
【審査員コメント】
子育ての喜びと、子どもを通して人がつながる地域の良さも感じる。
【作品の背景】
松江に嫁いで来たので近所にあまり知り合いがいないなか、息子が産まれてよく散歩をするようになりました。人見知りをする私ですが、息子を連れていると近所のおばあさんが声をかけてくれたり畑をしているおじいさんに野菜をいただくこともありました。息子がいなければ話すことのなかった人と会話ができたり、知り合いになれたり、息子には感謝でいっぱいです。
青少年育成島根県民会議会長賞
こっころの部
村尾仲哉さん
【審査員コメント】
どんな場面でも家族は応援してくれているという思いが伝わる色々な想像ができる作品、作者の幸せが見える。
【作品の背景】
一人で留守番をすることが多い息子の安心材料になればと、リビングルームに息子が兄のように慕ういとこが結婚した時に撮った写真を置いています。ある日、私が仕事から帰ってくると、その写真の前でピョンピョン移動しながらクスクス笑っていたので、「どうしたの?」と尋ねると「お母さん、この写真どっから見てもオレにわらってくるんでー!!」と言ってきました。しばらく写真について話をしながら結婚式を振り返り、会話を楽しみました。そのことを後日、息子が自分なりに表現して作品にした様です。
優良賞
一般の部
山本舞さん
優良賞
一般の部
井上秀子さん
優良賞
こっころの部
番匠奏太さん
優良賞
一般の部
荒木光弘さん
優良賞
こっころの部
西澤蒼馬さん
優良賞
こっころの部
根岸颯さん
優良賞
一般の部
日野美江さん
優良賞
こっころの部
宮村陽女花さん
優良賞
一般の部
庄司宏美さん
優良賞
こっころの部
上田彩乃さん
こっころ賞
ぼくのたん生日 ぼくより笑顔のお母さん
林 進義さん
アルバムとは、昔話に花を咲かせるだけでなく、見ている人に 笑顔を咲かせる
柳原 斗希さん
こそこそと 手伝いをして 喜ばせたかったけど見つかった
林 進義さん
おばけやしきごっこしようよ 虫にさされてはれた目で いもうと がとってもはりきってる
木村 こころさん
夢の中、お母さんにおこられ、おきたらまたおこられた。
駒川 寧々さん
妹2人が母に似て、母が3人いる気分。全員から色んな事をグ チグチ言われ、僕もうくたばりそうです。
小野田 太陽さん
久々の帰宅。ただいまと言った瞬間、家中にひびく「おかえりなさい」。
岡田 和恵さん
おとうさんのカレーもちゃんとおいしいよ。
小林 楓奈さん
彼氏と夏祭りに行って、可愛いものしか食べない
田邊 紗也香さん
幼稚園バスのお迎え私だけお母さんじゃなくてさびしかった。
北村 恵さん
団体賞
社会福祉法人慈潤会たちばな保育園
【応募作品数(応募人数)】141作品(141人)
【団体作品】
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お母さん いっしょにあそぼ! 早く来て! 私のおっかけあなただけ
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チャイルドシート 嫌がる娘 2人で車の中で泣く
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おかあさんの作ったごはん おいしいね! ありがとう でもね それ おばあちゃん からの頂きもの
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どんだけ悪さをしてしまっても この笑顔で許してね♡ それでもダメなら泣き落とし…
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ママの膝 パパの肩 ここが私の特等席 我が家の小さな司令塔
【審査員コメント】
子どものかわいさだけでなく、大変さも表現されているいい作品。保護者の悩みを保護者同士で分かち合ったり、保育士が子育て支援の大切さを実感するなど、よい取組であり、他の保育所にも広がって欲しい。
【取り組み状況や感想 】
15年以上前から形を変えながら子育ての楽しさ、喜び、苦しさなどを言葉や絵にして表現することを夏の行事として続けてきた。夏祭りには作品を掲示してみなさんに見てもらう機会を持ち、園内で数作品を選出し、祭りの集会時に表彰している。
島根県立益田養護学校
【応募作品数(応募人数)】40作品(19人)
【団体作品】
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父の足をマッサージ、全力出してやってたら、父が笑って、もういいと言う。
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栗ひろい家族みんなでくりごはん
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目覚ましより 先に聞こえる 母の声
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妹は いつもわがままだけど たまに癒される
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休日なのに 朝早くから ごはんを作ってくれる お母さん 昼までねてて ごめんなさい
【審査員コメント】
学校で取り組むことにより、親の前ではなかなか出せない素直な作品になっており、とてもよい。生徒のやりたいというところから取組が広がっているのがよい。
【取り組み状況や感想 】
昨年度は3年生だけが取り組んだが、その作品を生徒の前で披露したところ、後輩たちからやりたいという声があがり、今年は高等部1年から3年までの生徒たちが国語の授業内で取り組むことにした。