応募総数
4,317作品
島根県知事賞
一般の部
土江 美和さん
【審査員コメント】
人生について前向きな気持ちが窺える。「こんないい子に育っていますよ!どうですか?」という思い。親子の関係、夫婦の関係の中に絆がいろいろな面から読み取れる作品。
【作品の背景】
3人の娘のうち、3女(今年8月に誕生)を妊娠中の6月に夫を交通事故で亡くした。夫は、生まれてくる我が子を見ることも抱くこともできず、そして3人の娘の成長を見守っていくことが出来ずに、天国から見守っていることと思う。夫と一緒に子どもの成長について話したり相談することは出来ないが、空から子どもの成長を見守って、夫がどう思っているのかと思う気持ちを作品に込めた。
島根県知事賞
こっころの部
深野友哉さん
【審査員コメント】
何か欲しいものを買ってもらおうとした時、母親が「うちはうち、よそはよそ」と言う。「成績もですよ、お母さん」と子どもは思っている。お母さんとのやりとりがおもしろい。
【作品の背景】
友達が持っているゲームや飼っている犬を私が欲しがると、母は「うちはうち、よそはよそ」と言う。母は、勉強のことになると友達と比べるので、「成績もですよ」と母に言いたいと思った。
青少年育成島根県民会議会長賞
一般の部
岸田多門さん
【審査員コメント】
今の世相を上手に切り取っており、大きく共感できる作品「もっと強くなってほしい」という、現代の若者に向けたメッセージともとれる。
【作品の背景】
私たちの世代は、今より食べ物に恵まれていなかったが、いつも向上心を持ちアグレッシブに生きてきた。今の若者は豊かな時代に育った若者は、おとなしい人が多く、若々しいエネルギーやバイタリティーを感じない。日本の将来を憂うべきことだという思いを作品に込めた。
青少年育成島根県民会議会長賞
こっころの部
松澤優花さん
【審査員コメント】
思春期における親子の会話の情景が頭に浮かぶようだ。お弁当の中身が、機嫌が良い時には大好きな物。そして「カラッポ」にして返す・・・。そんなやりとりが思春期の会話の一つである。
【作品の背景】
母との会話が無かった日も、お弁当はいつもと変わらず美味しく、母との会話の様に感じた。毎朝お弁当を作ってくれる母に、感謝の気持ちを伝えてみようと思った。
優良賞
一般の部
方言をメモとる嫁っこめんこくて
福島洋子さん
日に一語孫は覚えて爺忘れ
林善隣さん
母の介護。母が私に学ばせる最後の授業。
岡田弘子さん
「ウルトマラン」「エベレーター」今しか聞けない魔法の言葉
小畑めぐみさん
「こんな母さんでごめん。」お母さん、私はあなたを選んで産まれてきました。
小鉢結女さん
優良賞
こっころの部
いつ起きていつねているの?お母さん
縄江智也さん
可愛かった、可愛かったって、今でも十分可愛いわ!
埜辺綾香さん
明日にはぼくの部屋も空っぽに
藤原滉紀さん
「昔はかわいかったのに」そんなこと言われましても...
豊田和宜さん
「うがいしろ」言われてむしした風邪ひいた
池田裕樹さん
こっころ賞
「はいハンカチ」泣いてもいないのに渡す母もらった後に零が落ちる自分の気持ち
渡邊貴広さん
「答え教えて」と言っただけなのに問題の解き方を細かく説明してくるお父さん
小川由季乃さん
まくらでねてたのにおきたらおとうさんのうでまくらにかわっていた
上村拓己さん
お母さんパソコンと格闘しながら必死に調べてた私の病気
川井奈津美さん
妹が私のふとんあたためる
藤原志帆さん
弟よたのむぼくの授業参観について来て発表の時、毎回元気に手を挙げるのはやめてくれ
堀山喜史さん
「一口だけちょーだい!!」一口が多い母
宅野晃裕さん
おばあちゃん僕が登校した後手を合わせる
青戸達哉さん
「母さん私を生んでくれて本当にありがとう。」って言えたらな!
吉岡果穂さん
アルバイトはじめて気付く親の頑張り
洲脇瑞華さん
ことのは考え中母の脳みそ借りる夏休み最終日
後藤磨季さん
母親の「また今度ね」は一生来ない
小野田太陽さん
大丈夫、なるようになるさと妹の声
山根友紀さん
いつからお母さんの相談相手になれたんだろう
古瀬成美さん
はなれて感じたお母さんのぬくもり
中島なるみさん
団体賞
江津市立高角小学校
【応募作品数(応募人数)】131作品(131人)
【団体作品】
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わたしに「おおきくなったね」と、いうけど おかあさんもおおきくなったよね。
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晩ご飯 おかずは今日の いい話
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おかあさんのおなかがふとっちょでかいじゅうみたい。もうすぐあかちゃんがうまれます。
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「いつかえる?」わたしのきもちをうけとって!
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弟は 大きくなっても 弟だ
【審査員コメント】
作品を評価。学校内だけでなく、家庭で保護者と一緒に取り組んだことも評価。
【取り組み状況や感想 】
自分の家族について振り返ってみようと、全校で取り組んで3年目になる。普段口に出して言えない気持ちを言葉にして表すようになった。団体賞への応募作品は、昇降口に掲示し、全校で見られるようにしている。
益田市立益田東中学校
【応募作品数(応募人数)】76作品(31人)
【団体作品】
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負けてるんじゃないの 負けてあげてるのよ お兄ちゃん
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せっせと働くアリにこっそりチョコをあげる姉
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「やせるぞ」と ビール片手に お母さん
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母さんの目覚ましOFFにする。今日はゆっくり寝んさい。
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ガミガミ言うなよお母さん 部屋の室温上がります
【審査員コメント】
全校での取り組みを評価。学校内だけでなく、家庭で保護者と一緒に取り組んだことも評価。
【取り組み状況や感想 】
家族と過ごすことの多い夏休みの宿題として取り組んだ。普段は意識しない家族への思いを表現できたらと思い取り組んだ。